ロコモティブシンドローム
元気はつらつ!健康長寿!のために、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)ってご存知ですか?
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは・・
骨、関節、筋肉など、運動(動く)するための身体の器官の働きが衰え、暮らしの中の自立度が低下し、介護が必要な状態あるいは、寝たきりになる危険性、可能性が高くなっている状態のことをロコモティブシンドロームといいます。
ロコモチェック!!思い当たることはありますか?
片足立ちで靴下がはけない
家の中でつまずいたりする
階段を上がるのに手すりが必要である
横断歩道を青信号で渡りきれない
15分くらい続けて歩けない
2キロ程度の買い物をして持ち帰るのが困難
布団の上げ下ろしや掃除機の持ち運びが困難
※公益社団法人日本整形外科学会作成2010年度版より引用しています。
いかがでしょう?
この中でひとつでも当てはまれば、ロコモの心配があります。
最大の原因は筋力の低下です。筋力低下は運動量の減少そして、筋肉を作るための栄養素の不足も原因の要素となります。
また、足腰の強化は、認知症の発症予防にもつながります。60歳を過ぎたら適度な運動を心がけた生活をすることは重要だと言えます。
88歳男性のお話
当時まだ、ロコモティブシンドロームという言葉があったのかなかったのか?の時期だと思います。当院では当時まだトレーニング系の施術を行っていなかった時代でした。
数年前にすべり症の手術を受けられたとのことでした。腰痛が再発し来院されました。歩くのも少し不自由さを感じられていた。
そして、一言
「歩けなくなったら、生きている意味が無い!」
何度かの対応で腰痛はよくなっていきましたが、歩きがどうも納得がいかない様子でしたが、95歳くらいになられたころでしょうか、近所で杖を付いて元気に歩いているのをお見かけしました。すごく努力されておられたとおもいます。
強い意志は本当に大切だと思いました。継続は力ですし、願いは叶いますね!?
ロコモティブシンドローム予防・改善プログラムのご提案
なかなかご自宅で・・・自主トレは三日坊主になったりしますよね?
自分ひとりでやっていると三日坊主になるだろうから、予約をいれて確実にトレーニングを自分に課し、正確に出来ているかの修正も受けられるため来院されている方が多くいらっしゃいます。
そんな方々のために、ロコモ予防・改善プログラム(足腰強化プラン)をご提供しております。
週1回のプログラムでもお身体の状態は変わってきます。
このロコモ予防・改善足腰強化プランは、
ロコモティブシンドローム予防・回復のための栄養について学ぶことから始まります。
そして、来店時毎に神経系を整えるための施術を実施し、トレーニングを実施します。栄養についての講義、相談、ソフトなカイロプラクティック施術と加圧トレーニングとスポバンドでのトレーニングをセットにしたプランです。
アクティベータ療法という器具を使ったソフトなカイロプラクティックによる全身施術により筋骨格系の司令塔である、神経系を整えること、そして、加圧トレーニングの特性を利用して下半身の筋力アップを図り、筋力アップのための栄養指導も組み合わせたプランです。運動量も激しくはなく、ご高齢の方でも気軽にできる負荷でありるため、単に予防・改善のみならず、アンチエイジングにも適しています。
ロコモ予防・改善プログラムのメリット
1.筋力がアップし、筋力低下を止め、転倒による障害・傷害を防止します。
2.神経系を整えるため、今まで何かしらの持病が快方に向かう可能性もあります。
3.加圧トレーニングは血管を若返らせます。血管の若返りは見た目のアンチエイジングや動脈硬化、脳卒中の予防にもなります。糖尿病の方にも有益だといわれています。
4.下半身を鍛えることで、若返りホルモンが放出されます。
5.予約をいれて強制的に実施することで三日坊主になりづらい。(メリットであり、デメリットでもあります。)
ロコモ予防・改善プログラムのデメリット
1.経済的負担がある。
2.比較的効果は早くでますが、継続してこそ意味がある。
3.予約のために予定を組まなくてはならない。(デメリットあり、メリットでもあります。)
対応例の一部
- 脳出血後の運動機能はある程度回復し麻痺はないが、足腰の回復が小康状態で、不安定であった方:膝の痛みで15センチの段差を上がれなかったが、数回の対応で上がれるようになった。
- 膝の固定術や股関節の置換術をした方:最初は10センチの段差を上がることができませんでしたが、普通の階段を上がれるようになった。
詳しくは無料相談をご利用ください。
単にトレーニングのみのプランをご要望の方もご相談ください。
ご一緒にプログラムを作成し予防・回復に向けて動いてみませんか?
実行あるのみ!そして、継続は力なり!
自宅でできるロコモティブシンドローム予防・回復のための簡単トレーニング
開眼片脚立ち
転倒しないように必ずつかまるものがある場所で行ってください。
目をあけたまま、床に着かない程度膝を曲げ片脚で立ちます。
左右1分づつ、1日3回
※片手での支えだけでは不安定な場合は、両手で支えてください。徐々に支えに頼らないようにやっていきましょう!両手の支えが楽にできるようになったら、両指で支え、それが楽になきるようになったら、片手で支えるようにしていきましょう。
スクワット
脚を肩幅に開き、椅子に腰をかけるように、ゆっくりお尻を下ろします。
お尻を軽く下ろすことからはじめ、脚は曲がっても90度を超えないようにしましょう。
早くやらず、深呼吸する程度のペースで5~10回を繰り返し、1日3回行いましょう。
※痛みを感じたら、お尻を下ろすのは、痛みを感じないところまでにしたり、机を支えにやってみてください。
机に手をつき、椅子から立ったり座ったりすることを繰り返すだけでも効果的ですので、介添え者が必要な場合はゆっくりと実施してください。
その他、足首や膝、股関節の曲げ伸ばし、ラジオ体操、ウォーキング、水中での歩行など日ごろ身体を動かすことが重要です。
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)でご心配の方、また、そのご家族の方は、PAOカイロプラクティックへご相談ください。