TFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷 58歳男性
【来院動機】
58歳男性 滋賀県から来院。
2カ月に1度ほど上京するため、インターネットでTFCC損傷の治療できるところを探していたところ当院を見つけた。どこのHPも患者さんが笑顔で楽しそうな感じで写っていたのでいまいち信用できなかったため、当院を選択したとのことでした。
【症状】
1カ月前テニスで痛め、TFCC損傷との診断を受ける。
症状はだいぶ良くなっているが、左手首の小指側の痛みと手首から肘にかけてのしびれがある。
【既往歴】
左ひじの手術により、手首の動きに制限がある。
【状態】
動作時(テーブルに手をつく、手首を捻じる)に手首の小指側に痛み。特に手首を小指側に曲げたり、その部位を押さえると痛みが強くなる。
TFCC損傷とは、
・手首の小指側にある三角繊維軟骨複合体と呼ばれる靱帯と線維軟骨の複合体が損傷する怪我です。
・手をついて転倒し、強い捻じれと手の甲を反ることが強制されて怪我をする事が多いです。
・野球のバッティング、ゴルフスイング、テニスやバトミントンといったラケット競技で好発します。
【所見】
過去の肘の手術後、手関節と肘関節の連動がうまくいっておらず、手首に負荷がかかりすぎたため発症したと思われる。
また、ご本人はその連動が良くならないと思っている。
【対応】
問診と同時に触診等をし、手首と肘の連動する動きができるよう、ご本人の意識の刷り込みの改善しながら、肘に対する動きの改善、手首の動きの改善を行い、その後、ニューロオリキュロセラピーにて耳への電気刺激を行った。
【結果】
痛み違和感をほぼ消失しているようでした。
また上京の折に来院されるとのこと。
【術者よりコメント】
意識の改革だけでも症状の軽減は認められ、その後肘の可動域、手首、肘の動きの連動ができたため、痛みは軽減されたと思われる。
また、過去にニューロオリキュロセラピーにて予後良好な症例もあり、対応できた。
TFCC損傷、テニス肘、ゴルフ肘等でお悩みの方は、台東区の整体PAOカイロプラクティック上野御徒町へお問合せください。