翼状肩甲骨 葛飾区 52歳 女性
翼状肩甲骨とは、腕を挙上する時に肩甲骨の内側縁が、天使の羽根のように見える症状のことです。
腕を90度以上挙上するときには、上腕骨と肩甲骨の間の肩関節だけでなく、肩甲骨の内側で内側縁から肋骨に付着する前鋸筋や僧帽筋の働きで、肩甲骨が胸郭の外側を滑るように前方に移動し、かつ肩甲骨の下端(下角)が更に上方に回転します。
前鋸筋の弱化あるいは麻痺すると、肩甲骨の内側縁が浮き上がって翼状肩甲骨となり、腕を前方へ挙上できなくなります。
肩をよく使うスポーツによる筋肉疲労や強い負荷、あるいは新生児との添い寝やそれと同様の肢位による読書、重いリュックを背負うなどで長胸神経が圧迫されたりすることにより発症することもあるようです。また、僧帽筋支配の副神経麻痺、肩関節に関係する筋肉の拘縮、進行性筋ジストロフィー(両側)などでもみられます。
【来院動機】
当院併設の加圧トレーニングクラブメンバーさん。
1ヶ月ほど前、肩の痛みと挙がらないという訴えで来院。
その時は1度の対応で痛みは無くなり、腕も挙がるようになっていた。
【状態】
そろそろメンテナンスという意識の中で、今回の症状が発症。
初心者相手に男性パートを担当することが多く、初心者の方はカラダをゆだねてくれないので必要以上の力を要し、その時ぐっと押されたような感じになった後痛みが出たとのこと。その後車を運転中に肩甲骨が抜けるような感覚になったとのこと。
【対応】
初回、アクティベータメソッドでの対応にて、痛みは消失し、翼状も減少したが、腕の挙上は完全ではない。
52歳 女性 社交ダンス講師 葛飾区在住
(画像は初回の治療前・治療後 画像はご本人の了承を得ています。転載厳禁)
5回目来院時、外転160度⇒170度程度までに改善するが、力強さ、キープ力には欠ける。
8回目来院後しばらく期間が空き、来院された時には問題なくなっていた。
台東区上野御徒町浅草蔵前、文京区湯島本郷根津千駄木、千代田区秋葉原神田、墨田区本所、荒川区日暮里周辺で
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