首のこり(舌骨筋群との関係)36歳男性
【来院動機】
首のこり感と動かすとひっかかり感があるため、インターネットで検索し来院。
トライアルプランにて割安で3回受けられるプランをご選択。
【症状】
以前通っていたカイロプラクティック院では、もう大丈夫と言われたが、奥の方で引っ掛かり感がある。
通常の首のこりに関する筋肉の緊張がそれほどあるわけではなかった。
【既往歴】
ぜん息。
【状態】
頸部伸展(右へ引っ張られるように伸展)、側屈、回旋(右への回旋の方がしづらい)で症状は再現され、違和感に左右差があるわけではないが、伸展時は右にもっていかれている感じがあった。頭痛が後頭部付近に出る場合がある。(左に出る場合が多い)
【所見】
後頭下筋群の緊張、腹部の筋肉の緊張。
上部胸椎部の問題。
右舌骨筋群の緊張
【対応】
胸椎、腰椎、骨盤のマニュアルアプローチ
アクティベーターメソッドにて全身調節
後頭下筋群、腹部筋肉へのアプローチ
顎二腹筋へのアプローチ
【結果】
初回は、最後に腹部のアプローチにより、首のコリ感は軽減していた様子。
3回目、依然として、特に伸展時に頸部の奥で引っ掛かる感じがあり、最後に顎二腹筋へのアプローチにより軽減された。
【術者よりコメント】
今回のケース一般的には症例報告されることが少ない、舌骨筋群の症候群だと思われます。
一概に首の不具合と言っても頸部のアプローチだけでは問題が解消されないことが大いにあり、腹部や足などのアプローチが必要になったりもします。
身体はすべてのつながりがあるため、木を見て森を見ずとならないように心がけています。
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