学習とカラダをよくすることは同じ
学習目標をたて学習するのとからだの目標設定をして治療やトレーニングを受けることは同じことです。
日本では、学校へ行っていない人はいないでしょうから、試験勉強や受験勉強を経験しているはずです。
暗記物は反復しないと忘れてしまいますよね?
暗記物で成績に直結するのはやはり英語でしょうか?
英単語量が増えれば比較的成績を上げやすいです。
故に、単語やイディオムを記憶することが第一になるでしょう。
しかし、その記憶の定着率は、
20分後には、58%(42%忘れる)
1時間後には、44%(56%忘れる)
1日後には、34%(66%忘れる)
2日後には、27%(73%忘れる)
6日後には、25%(75%忘れる)
これを忘却曲線といいます。
えぇ~そんな短時間で忘れてしまうのか・・・と思いますよね。
でも、「脳」とはそういうものだと研究は裏付けています。
忘却曲線から言えることは、一旦覚えたものを20分後に再度覚えなおし、1時間後に再度覚えなおし、1日後に再度覚えなおし・・・て行くことで記憶が定着します。
更に、効率よく脳に刷り込むには、五感(目、耳、口、嗅、触)を使って行動し、繰り返すことが定着率をあげます。
英単語では、見る、聞く、声に出す、その単語が使われている文章に多く触れることで語彙力、英語力がぐんぐん上がります。
最近、英語の勉強を再度し始めたのですが、院長の学生時代とは異なり、IT化が進み、非常に便利で脳科学的な学習ができる時代になっています。英単語にしても、読解にしても、発音にしてもさまざまなアプリがあるんです。前述の忘却曲線をプログラムに組み込んだ英語学習アプリが存在し、非常に科学的に学習ができるような環境になってきています。
学習は闇雲ににやるより、目標設定をすることで成果は上がります。
例えば、外国人の友達を作りたい。あの大学に行きたい。資格試験に合格したい。昇進したいなど、目標を持つことでだと思います。
からだにも同じことが言えます。
からだも目標もなく治療やトレーニングを行うより、「どうなりたいのか」「何をできるようになりたいか」などの目標設定をすることが大切です。
良くなることへの目標設定とは
少しでも痛みが減ること、100%痛みが消えること、痛みが減ったら何がしたいか、何ができるか?今までできなかった動きができるようになること、できるようになればどうなりたいか?パフォーマンスを発揮できるようになること、人によって異なります。
日々の意識・実践を同時に行うことで治癒スピードや目標達成が早まります。
みなさんもカラダときちんと向き合って、目標をもって治療、施術、トレーニングに臨めばきっといい結果がでると思います。