: テニスエルボー
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46歳 女性

肩こり・腰痛のため来院したが、テニスを愛好し、肘の痛みでテニスが出来ないとの訴えもあり、肩こり・腰痛とともに肘の検査も行った。

肘の痛みは来院時落ち着いてきているとのことであったが、整形外科検査にて上腕骨外側上顆炎に関する評価で陽性であった。橈骨の前方から後方への動きが悪く、その周囲の皮膚は黒ずんでいた。

テニスエルボーは橈側(親指側の前腕)の伸筋群と周囲の骨構造に問題を起こし、テニスでのオーバーユース、コンピューターでマウスを高頻度に使う人に多い障害であり、筋肉の収縮は筋の起始部を引っ張り、腱に微小な切断を起こし、同時に骨膜を引き剥がす。

橈骨を正常位置に戻すためのアプローチを行っただけである程度の痛みは消失していた。超音波とアイシングを追加した。

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