: 腰痛(ラグビー)
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16歳 高校生

高校でラグビーをやっており、腰部と臀部の痛みにより来院。腰痛はかなり以前からあり、ここ数ヶ月でひどくなり、寝返りなども辛い。練習中は集中しているためか気にならないが、練習が終わると歩けないほど辛くなる。
整形外科での診断は特に骨には問題はない。筋肉を鍛えるようにと言われたが、トレーニングにより悪化したとの申告。

可動域(自動)・・・前屈30度、後屈10度、左側屈5度、右回旋10度、左回旋10度で痛みが出る。
整形学検査・・・SLR−右45度 左45度 DLR40度で腰仙部に痛み、KEMP、Femoral Nerve Stretch、Hib、Tomasが(+)全て左側への痛みを発する。神経学的欠損はない。左腰仙部に発赤

初診時はアイシング、超音波、アイシング
L5に対するアプローチで終わり、家庭では練習後はアイシングをするように指示。

3日後来院時には、かなり楽になっているが、動き方によっては痛むとの申告により、超音波、腰椎、骨盤の調整を行った。

2度目の来院後、4日で3回目の来院。痛みはあるものの、治療室での動きもよくなっており、整形学検査は(−)となっている。痛み自体は完全には消失していないが、可動域は前屈80度、後屈30度、左側屈30度、左右回旋40度とほぼ正常範囲まで改善されている。

冬場がラグビーのシーズンなため、継続来院するとのこと。
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