: 右肩・背中の痛みと手の痺れ
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46歳 女性

10年ほど前より肩のこりと手の痺れがあった。その際、胸郭出口症候群を診断を受けている。現在は慢性的に疲労も、頭痛も感じているという。

胸郭出口症候群の原因は、首から第1〜2肋骨に付着している斜角筋や、肋骨と肩甲骨に付着している胸の筋肉である小胸筋の下を、腕や手を支配している大きな神経の束(神経叢といいます)が通過しています。これらの筋肉が柔軟性を失ったり、緊張して肥大したりすることが大きな要因の1つとして考えられます。

この患者さんの場合、痺れの原因は右斜角筋の極度の緊張であったようですが、背骨全体的なアプローチが必要と判断。

筋肉に対するアプローチを加え、背骨全体にアプローチを行い、4回目の治療で通常の動作では手の痺れが出なくなっていた。

頭痛も出る回数が減っているとのことで、2週に1回のペースで継続治療している。
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