: 腰痛(頻尿を伴う)
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38歳 男性

腰痛のため来院したが、一番の悩みは頻尿であった。
※頻尿とは、排尿回数の異常で、昼間8回以上、就寝中3回以上
臓器などに器質的疾患がない場合でも、神経性で現れる場合があります。

この男性の場合、就寝中3回程度(多い時で5回)、起床後も午前中のトイレに行く回数が半端ではないとのこと。

腰痛は仕事上、狭い場所に座り、無理な体勢が多いため起こっているとの訴えており、頻尿治療というより、通常の腰痛治療を目的とし、主に仙骨に対してのアプローチを行った。

4回の治療で、腰痛は解消され、同時に就寝中トイレに起きる回数が1回程度となり、起床後の回数も激減したとのこと。膀胱支配の骨盤神経の遠心性活動が反射性に亢進し、膀胱収縮が持続的に起こり、膀胱内圧の情報が脳幹の排尿中枢を介して、尿意として現れたのだと思われます。

その後来院されていおりません。
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